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SONY 135mm F2.8[T4.5] STF

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SONY 135mm F2.8[T4.5] STFを購入しました。
アポダイゼーション光学エレメントを搭載したボケ味に定評のあるマニュアルフォーカス専用の特殊レンズです。
レンズの基本性能や使い勝手に関してはあまり言及されていないので、非常に高い評価がされている反面、購入する際に少々不安なところもありました。
同じ焦点距離のSonnnar135mm F1.8にするか最後まで迷ったりも。


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SONYユーザーが135mm買うときに大抵の人が直面する問題だと思いますが、どちらを買うかは用途と好みの問題という結論に至りました。
どちらを買っても光学性能で後悔することはないでしょうし。
個人的に、レンズの描写特性としてはSTF、造りや使い勝手としてはSonnnarに惹かれるところがあります。

そのため、自分はレンズの質感というか、レンズフードの材質で最後の最後まで悩んだり^^;
外装が総金属製のSonnar135mmに対し、135mmSTFのレンズフードは内部に起毛処理が施されてはいるものの、プラスチック製で非常に作りが安っぽいんですよね。
バヨネットの規格が違うため純正フード間の互換性がないとわかったときは更にガッカリしたものです orz
少なくともフィルター径が同じ72mmであるPlanar85mmとDisatagon24mm用のフードは付きませんでした。

実のところ1ヶ月前はSonnnarを買う気だった自分。
STFと比べ、最短撮影距離も70cmと短い上、オートフォーカスが使え潰しも効くので買っても全く使いこなせないということはないという考えでした。
何よりZeissブランドと総金属製の外観に惹かれるものがありました。(反面、900gオーバーとかなり重くもなってます。)
ですが既に所持しているPlanarと描写の傾向が近そうだったため差別化を図るのも兼ねて、レンズフードの出来に目を瞑りつつ135mmSTFを購入することにしました。


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自分も買ってから知ったのですが、このレンズは2種類の絞り機構を持ってます。
手前がSTF領域使用時に使う絞りリングと連動した無段階絞り、奥がカメラ側で制御する自動絞りの羽です。
余談ですがこの無段階絞り、T4.5とT6.7では真円に近い形を描きますが、T5.6では8角形に近い形となってしまうのがちょっと残念。(画像はT5.6の状態となっています。)


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上がピントリング、下が絞りリングとなっています。
ピントリングはラバー製、それ以外の鏡胴部分は金属製だと思われます。


・発色

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思っていたより色乗りが良く鮮やかでした。
彩度と輝度の高い、被写体が際立つ写りをする印象を受けます。

正直、購入してみるまで色乗りやヌケの良さがZeissの名が入ったレンズ劣るかもしれないと気がかりでしたが、ボケ味を差し引いたレンズ自体の描写性能もかなり高いと感じました。
ミノルタの名玉とはいえ設計も古いですし、SONYの現行のレンズ群の中ではZeissもGの名も入ってない無印レンズなので不安もあったんですよね。

透明感、存在感、柔らかさのある描写の素晴らしさは、性質こそ違えどPlanar85mmと何ら遜色なく、非常に優秀です。
室内灯下で単にシャッターを切っただけでも画にしてくれるレベルの潜在能力があります。


・ボケ味

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ボケ味に関してはどういった傾向が美しいと感じるかは人それぞれかと。
多分、考えるのではなく感じるものなのでしょう。
綺麗さを定義する明確な基準がなく、ボケが綺麗と言われる写真やボケが煩いと言われる写真を数見ているうちに自ずとわかってくるものだそうです。
刷り込み、思い込み、そして個々人の好みで判断基準が大きく分かれてくる気がしなくもないですが、そこのところどうなんでしょう^^;

その話は置いておくとして、一般的に135mmSTFのボケ味は唯一無二とまで言われています。
輪郭を残しつつ外周に向かってなだらかにボケていく、水彩画のような表現が特徴です。
点光源をボカした際に見られる、真円を描きつつ中心から外周へ向かいグラディエーションのかかった玉ボケには感動を覚えます。
理論上は口径食が出ない、ボケ味に徹底的にこだわったレンズでSONY(ミノルタ)のαマウントでしか体感できないのが売りだそうです。


・解像感

解像感はSONY Zeissの単焦点に軍配が上がる感じですかね。
厳密に撮り比べたわけではないので主観に依るところが大きいのですが、135mmSTFよりPlanar85mmのほうが解像感の高い画を出してくれると感じました。(F2.8で撮り比べた場合、Planarは実質2段絞っていることになりますし。)
おそらくPlanar85mmよりキレがあると言われているSonnar135mmより解像感は落ちるでしょう…

自分の持っているレンズの中で比べると、50mmMACRO > Planar85mm >= 135mmSTF >= Vario-Sonnnar16-80mm といったところ。
是非ともSTF領域で使いたいレンズなのですが、自然と開放付近で使うことになりますし開放F値が大きいためか他のレンズより合焦部のピントの緩さが気になりました。(ピントの合っている部分を拡大してみてようや差異がわかるレベルでの話です…)
使用用途、条件の異なるレンズを並べていますし、ことキレの良さでは他のレンズが傑出しているだけだと思います。
後ろ3本がイコールで結ばれているのは少し絞れば大差なくなる気がするからです。

ちなみに絞り開放のF2.8[T4.5]で使用すると収差が目立ちます^^;
蛍光灯下で輝度差が大きい被写体を撮ったところ輪郭部に青い偽色が乗りやすい傾向にありました。

参考までにDD由綺をF2.8で同じような構図と露出になるよう撮影してみました。(画像クリックで拡大)
光源は天井灯のみ、背景は15cm程後方にコトブキヤジェノブレイカーとVOLKSバッシュのパッケージを積んでます。

・135mm F2.8[T4.5] STF
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・Planar 85mm F1.4
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・50mm F2.8 MACRO
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3枚ともJPEGの撮って出しです。
同じミノルタ設計のレンズだけあって、135mmSTFは50mmMACROと発色傾向が似ています。
Planarはポートレートに特化したレンズというのもあり、肌が血色良く写りますね。
50mmMACROは寄っている(恐らくカメラが光を遮ってます)ためドールアイにまで光が回らず、左目が暗く沈み込んでいるのが気になります。
身も蓋もないことを言うと、比べて初めてわかるレベルで、パッと見すぐにわかるほどの違いはないですヾ(-_-;)オイ

画角による背景の入り込み具合は大して気に留めない人なので割愛。
どちらかというと顔のパースの付き方を重視して焦点距離を選びます。
圧縮効果で顔の輪郭が適度に引き締まるので、自分は50mm以上を好んで使っていたり。

背景ボケは並べてみると、やはり135mmSTFが頭ひとつ抜きん出て綺麗だと感じました。
解像感は50MACROの独壇場、前髪までしっかり解像しています。


・フォーカシング

マニュアルフォーカス専用レンズというのもあり、Planar以上に扱いが難しいです。
開放F値はF2.8と表記されてますが実効F値がT4.5と、レンズの明るさはF4.5相当となっています。
被写界深度はF2.8相当なのですが、アポダイゼーション光学エレメントがNDフィルタと同様の性質を持つため透過光量が落ちるそうです。
そのためα550だとファインダーが暗く、ライブビュー時も映像にカラーノイズがけっこう出ます。
ピントの山が掴み辛いですし、ピントリングも回転角が90度程度と狭いのでなかなか微調整も難しいです。

試しに光量が不足しがちな室内(自室)で少し手持ち撮影をしてみたのですが、自分の技量ではロクにピントが合った写真が撮れませんでした。
三脚とレリーズ、ライブビューによる拡大機能を使わないと厳しいです。
ピント合わせの難易度が絶望的なまでに高く、常時使える気がしません^^;

他にも、最短撮影距離85cmと寄れない、焦点距離が135mmと室内で使うには長い、手振れの影響が顕著に出る等々、弱点がこれでもかというくらいあります。
ですが、その使い勝手の悪さを補って余りある、何者にも代え難いボケ味が撮影意欲を掻き立ててくれます^^
常用レンズとして使うにはちょっと無理がありそうなので、勝負レンズとして積極的に使っていきたいところです。

何せ、DDを2体買ってもお釣りがくる値段しましたからね ((((^ω^))))

それにしても手持ちのレンズ4本中半分の2本が勝負レンズってどんだけクセのあるレンズを買うつもりなんでしょう。

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

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