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ESOTERIC 7N-PC9500 MEXCEL レビュー

20160710-1

ESOTERIC 7N-PC9500 MEXCELのレビューです。

国産電源ケーブルの中でも屈指の実力を誇る演色系情報量特化型。
ケーブルで音が変わる変わらない諸説ありますが、
MEXCELは激変系ケーブルの代表格であり分かり易くもあるので、ある種ケーブル沼の入口的存在とも言えます。
また基本性能が総じて高い為、機器に付属している標準ケーブルの上位互換として使用することも可能かなと。


■基本情報
メーカー :ESOTERIC (日本)
定価 :¥360,000/1.5m (延長:¥94,000/0.5m)
導体 :7NCu MEXCEL導体
絶縁 :ポリオレフィン樹脂他
プラグ(接点部) :ベリリウム銅+銀/ロジウムメッキ


■性能評価
①温度感 B
②色彩感 A
③透明感(音抜け) D
④解像感 C
⑤立体感 B
⑥エネルギー感 B
⑦スピード感 C
⑧リズム感 B
⑨情報量 A
⑩情報コントロール C
⑪聴感SN C
⑫帯域バランス B
⑬音場展開 B
⑭耳当り B

LUXMANの標準電源ケーブルである、JPA-15000を基準(評価C)として性能のステータス化を図ってみました。


■音色傾向
色彩鮮やかで、立ち上がりが早く音が跳ねる傾向にあります。
明るく元気の良い表現に優れ、楽しく音楽を聴きたい場合にうってつけです。
その性格故、リズム感の良い曲、アップテンポ調の曲とは非常に相性が良いです。
また音源の持つ情報量の多くを引き出してくれる為、時に洪水のようなサウンドを聴かせてくれます。

反面、音がドバドバ出てくるのですが、それを捌き切る制動力が不足しており、
オーケストラを代表とする音数の多い音源を再生すると抜けが悪くなることが多々あります。
その為、聴感SNについては同価格帯のケーブルに比べ一歩劣る印象。

ですが組み合わせ次第で上記デメリットを解消することも十分可能かなと。
具体的には、NordostやSTAGEⅢをはじめとした解像感や情報コントロールに秀でたケーブルとの併用を、
個人的には推奨します。

音場展開は前後より左右に広がる傾向にあり、開放感のある音の広がり方をします。
プラグにロジウムメッキが施されてますがロジウム特有の耳に刺さる感じは無く、
むしろ適度な柔らかさを持っている為耳当たりも良好。
銅線特有の力強さのある暖色寄りのストレートな音が出てくるので、変な癖もなく使い易いです。

自分はB&Wのスピーカーを使用しているのですが、
組合わせ次第でけっこうキレのある音を出し、煩くなりがちなダイヤモンドツイーターの高域を、
心地良く聴けるレベルまで上手く落とし込んでくれた点をとても評価してます。


■外観、仕様
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被覆はメタリックレッドとブラックの編み込みの上から透明PVCで保護されています。
プラグの外装にはアルミとカーボンが巻かれてれており、
ブレードはベリリウム銅+銀メッキ+ロジウムメッキとなっています。
非常に凝った作りで、同価格帯のケーブルどころかワンランク上のケーブルにも、
敵がいないんじゃないかというくらい見栄えに関しては良かったりします。


■取回し
ケーブル径がΦ15mm程度とそれほど太くはないのですが、取回しはお世辞にもいいとは言えないです。
曲率半径が大きく、その上硬いわ捻るのも難しいわでケーブルのホーミングにとにかく苦労します。
イメージとしては形状記憶合金を曲げてる感触に近いです。
(時間をかけて少しずつ癖を付けていってあげれば、曲げ小さくしつつ捻ることも可能です。)

ちなみに1本目を購入して機器のインレットからコンセントまでケーブルを引き回す際、
たかだか1.5mのケーブルを挿すのに30分くらい格闘した記憶が…


■使用機器
プレイヤー(トランスポート、DAC)に使うのが定番で一番恩恵を受けることが出来るのですが、
音の立ち上がりが早く軽快な音運びに優れる為、低域がもたついてる場合や少し引き締めたい場合なんかはパワーに入れてあげても意外と良い仕事をします。
逆にプリはほとんど効果が出ない為、無理に入れず他の選択肢を選んだほうが良い結果が得られるかと。

というのもプレイヤー、プリ、パワーと計3本MEXCELを入れていたのですが、
前述した音抜けの悪さが重ね掛けされることが発覚した為、
プリの電源ケーブルをSTAGEⅢと交換することに。


■親和性の高い音源(参考)

◎ご注文はうさぎですか?? キャラクターソングアルバム CUP of CHINO
 かえりみちスキップ (Vo:水瀬いのり)

20160710-5

友達と仲良く一緒に帰る情景を思い浮かばせてくれる微笑ましい曲。
カスタネットをアクセントとしたテンポの良い曲運びが続くのでMEXCELで聴くと非常に気持ちが良いです。
これをMEXCELで聴いていると明日も頑張ろうって気持ちになれるので、
オーディオタイムの最後の〆に良く再生をします。

音数は控えめなものの、一音一音が元気良く舞い跳ねるので聴いていて本当にスキップしたくなったりも。
ちなみに単体では音数の多い音源を苦手とするMEXCELですが、
裏を返せば音数少ない音源の場合、能力をフルに発揮発揮出来ることに他ならないということで、
MEXCEL導入時にごちうさの音源を使って決めただけのことはあり今でも一切の不満なく鳴ってくれます。

また、同作品のエンディングテーマであるぽっぴんジャンプ、ときめきポポロンなどとも相性抜群。


◎Lia COLLECTION ALBUM Vol.1 Diamond Days
 Light colors (Vo:Lia)

20160710-6

CLANNAD智代ルートの後日譚である智代アフターのテーマ曲です。
煌びやかな粒子が降り注ぐという形容が納得の表現力を発揮。

ホログラフィックさを纏いつつも、どこか切なさのある静かな曲というイメージだったのですが、
MEXCELにかかると重苦しい雰囲気から解放されたキラキラした音へと変貌します。
暗い音源もどことなく明るく鳴らしてしまうのが一長一短ではありますが、
重圧感を緩和してくれるので、使い方次第ではありますがこういった曲と合わせても面白い効果が得られます。


◎Windmill Vocal Collection uguisu
 Wich's Garden (Vo:佐藤ひろみ&Faylan)

20160710-7

残響の伴うボーカル表現を得意とし部屋中が音で包まれたかのような錯覚を起こす音場を展開をします。
響き渡ると言うより、空間に溶け込むとでも言えば良いのですかね。
また、同時に声に艶やかさも出るのですが、
MEXCELの性格上色気というよりか若々しさを感じさせる艶の乗り方をする印象です。


◎ご注文はうさぎですか? ORIGINAL SOUND TRACK
 普通の女の子(川田瑠夏)

20160710-8

ボーカル続きだったのでここからはBGMを。
残響の伴う音源に対して広大な音の広がりを見せると前述しましたが、
楽器に関してもその例に漏れず恐ろしいほど音が広がることがあります。

フルートや、本曲で使われているマリンバ(?)のような木製楽器との親和性が非常に高く、
こと上記楽器を表現するに限ってはSTAGEⅢ KRAKENをも凌ぐ音場展開能力を発揮します。
(プリの電源ケーブルをMEXCELからKRAKENに換えた際、
若干ではありますが木製楽器音の広がりが狭くなったように感じたのには驚きました)

色とりどりのスーパーボールが入ったおもちゃ箱をひっくり返したイメージとでも言い表せば良いのでしょうか。
聴いていて心躍る、遊び心豊かな表現をしてくれます。


◎月に寄り添う乙女の作法2 COMPLETE SOUNDTRACK
 踊ろう楽しいアイリッシュダンス (Arte Refact)

20160710-9

ポルカ調の陽気な曲で、やはりこういった方向性の曲とは非常に親和性が高いです。

ちなみに本サントラ、お世辞にも音質が良いとは言えないです。
ただ、そういった音源を楽しく聴けるようにすることも、
オーディオシステムを組む上で重要な要素の一つなんじゃないかなと個人的には思います。
誰しもお気に入りの曲があるとは思いますが、
それが必ずしも高音質盤で出たり、ハイレゾ音源として配信されるわけではありませんからね…
自分はPCゲーム曲のアルバムやサントラを良く買うのですが、
アニソンに輪をかけて音が悪いことなんてザラだったり。

そしてそれをスピーカーやアンプ等のコンポーネントの性能だけで追い込もうとすると、
むしろ逆効果になることが多く、音源自体の周波数レンジの狭さや量感の不足が露呈し、
頭を抱える結果に。

その為、音質の悪さを感じさせないようケーブルで調整すること前提に自分はシステムを組んでいたりします。
一種のドーピングとも言えますが、
とりわけこのMEXCELはそういった用途で使用するにも優れたケーブルだと思います。


◎花咲ワークスプリング! COMPLETE SOUNDTRACK
 凛として (Arte Refact)

20160710-10

良い曲が沢山あるのでどれを上げるか迷うのですが、
これまでと趣向の違うものの方が面白いかなと思い本曲を選択。
若葉のテーマ曲で、お嬢様気品漂う優雅さや華々しさを出すにも一役買ってくれます。


◎穢翼のユースティア
 Passionata (Active Planets)

20160710-11

PCゲームのサントラとしては類を見ない5枚組となっており、
サントラのDisk5に収録されているボーナストラックとなります。

エリスのテーマであるUna Ataduraのアレンジ曲となる為、
またえらくドマイナーな曲をと思われるかもしれませんが、
東京オペラシティで開催されたトラベリングオーガストのプログラムにも組み込まれていたので、
そこそこ知名度はあるはず。

で、フルートを主体とした哀愁を感じさせるメロディなのですが、
曲名通り情熱的に鳴らすのにはMEXCELを入れるまで随分難儀しました。

インコネにWIRE WORLDのSilver Eclipseを入れていた頃は色気のある煽情的な鳴りをしていて、
コレはコレでありなのかなとも思ったのですが、
目指すイメージ通りに鳴らしたかったので随分とテコ入れした覚えが。


以上、ESOTERIC 7N-PC9500 MEXCELのレビューでした。
※オーディオシステムや部屋の環境等、様々な要因により感じ方に個人差が出ることを留意願います。


使用システム
・スピーカー
 B&W 805SD LIMITED EDITION
・プレイヤー
 LUXMAN D-08u
・プリアンプ
 LUXMAN C-900u
・パワーアンプ
 LUXMAN M-900u
・電源タップ
 RGPC 400pro
・SPケーブル
 JORMA ORIGO シングルワイヤー [1.5m]
 JORMA ORIGO ジャンパーワイヤー [0.15m]
・インターコネクトケーブル
 JORMA ORIGO XLR [1.0m] (プレイヤー-プリ間、プリ-パワー間)
・電源ケーブル
 ESOTERIC 7N-PC9500 MEXCEL [1.5m] (プレイヤー、パワー)
 STAGEⅢ A.S.P. REFERENCE KRAKEN [1.5m] (プリ)
 JORMA AC LANDA CUⅡ [2.0m] (電源タップ)

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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    オーディオ機器
    ・スピーカー
    B&W 805SD Lim

    ・アンプ
    LUXMAN M-900u
    LUXMAN C-900u

    ・プレイヤー
    LUXMAN D-08u
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